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医学部入試は情報戦

 

 医学部入試は情報戦、という言葉をよく耳にするかと思います。この意味をお尋ねになる方が時折、当会にお越しになります。

医学部が他学部と大きく違うのは、就職試験に近いという点です。
医学部は入学したと同時に、医師になるための職業訓練のような授業を受けることになります。医学全般に渡り、基本的なものはもちろんですが、患者さんとの接し方なども学びます。現状の制度では、医師免許取得後は医局が勤務先すら世話をしてくれるし、指導教授は生涯の付き合いになる場合も少なくありません。

医学部入試での面接で、面接官の先生たちは、そのことを意識していることが多いのです。
「この人は、自分(あるいは自分たち)が、指導していける素養を持っているか?」
こんなことを意識して、受験生を面接しています。

医学部というのは、教員と学生、学部と学生のつながりが、特別強い世界なのです。当然、OB、OGの中には、出身大学との関わりが生涯続く医師もいます。

それはどういう意味を持つのでしょうか?
それはつまり、誰もが知っているのでない情報を持っている同窓生もいるということです。

現代のように、あらゆることがネットで調べられる時代には、ネットに書かれた、嘘か真実かわからない情報に惑わされない、確かな情報ツールを持っていることは、強力な武器になります。

医学部入試は情報戦という側面があるのです。

私にご相談に来られる受験生や親御さんが、
「今の予備校では、何も教えてくれなかった」とおっしゃいます。

これは、授業はやってくれたが、①どこの医学部を受けたらいいのか、②そのための対策は?、③願書の書き方は?、④面接では何を聞かれるか?、⑤合格するために知っておいた方がいいことは? などの話は何もなかった、とおっしゃってるわけです。

でも、情報戦というと、「不正なもの」と勘違いされる方が大勢います。情報戦は不正でもなんでもありません。それを言ったら、戦うとか、競うとか、どうしても合格したい、などといった気持ちを持つこと自体が、不正と言っているようなものです。

情報戦は医学部だけの話ではないことを、多くの受験生の親御さんはご存知だと思います。
名門大学系列の有名幼稚園を見ていただければ、情報戦なしには入学は難しいことがよくわかると思います。良くも悪くも、入試とはそういう性質のものであり、これは日本よりも欧米の方が顕著です。アメリカの名門大学や名門校は、その最たるものです。

あなたが、どうしても、何がなんでも、合格したい医学部があるなら、情報戦にも負けない気持ちも必要かも知れません。

Σ会では、医学部受験のご相談をいつでも、受付ています。お気軽にどうぞ。