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慶應義塾大学歯学部誕生へ!

2020年11月、慶應義塾大学と東京歯科大学の合併協議が明るみに出たことは多くの医学部歯学部関係者に衝撃を与えたと思う。

東京歯科大は、人気が低迷している歯学部においては、歯科医師国家試験合格率は常にトップを維持し、Fラン歯学部が登場する現在においても、国立大歯学部を凌ぐ高い難易度をキープしている。

2008年に共立薬科大と合併し、薬学部を備えた慶應が、歯学部を持つことは時間の問題と、一部の関係者の間では噂されていたのだが、相手が東京歯科大とは、驚いた人が多かったであろう。

しかし、実際にはこの動きは、大分前からあったと感じている。それは、慶應義塾大学としての近年の評価が大きく影響したのではないかと思う。

30年前には、順天堂大学は今ほどの人気はなかったが、他大学から、多くのスター医師をヘッドハントし、学費も下げていったことで、今や、受験生の人気では慶應を凌ぐ。付属の病院も充実している。

ところが、慶應は未だ付属病院は信濃町の慶應病院のみ。最近、病院棟は建て替えたものの、組織的には大きな変化はない。つまり付属病院が一つなために、教授などのポストは限りがあり、優秀な医師でも、同期が主要ポストに着くと、他大学に流失している傾向にある。

東京歯科大は、歯学部には珍しい総合病院が千葉県市川市にある。2023年、東京歯科大との合併により、慶應義塾大学医学部付属市川病院が誕生すれば、多くの優秀な医師の他大学への流失を抑えられる上、むしろ、順天堂のように、優秀な医師のスカウトも可能になる。

ところで、今後は、医学部、歯学部の再編が活発になると思う。水面下では複数の大学間の非公式協議が進んでいる。コロナ禍と少子化が日本の医学部界を大きく変えようとしている。

入試制度も大きく変わると予測する。備えあれば憂いなし、興味ある方はぜひ、ご相談ください。

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