2021年06月14日
受験は質より量というのは間違いではない。だが、それは勉強する側からすれば、堪らない話でもある。人間の気力・体力は限りがあるし、時間も有効に使いたい。志望校進学後の話をすれば、オーバーワークによって、燃え尽き症候群となり、その後の学業が奮わないケースを私は山ほど知っている。
入試は何が起きるか分からない、傾向も変わるかも知れない、と指導者の立場からすれば、ありとあらゆることをやらせておけば、最悪責任は免れるという他人事意識が働くのは、珍しいことではないだろう。
大学受験、特に医学部受験は指導者の経験、知識、情報力がモノをいう世界なのである。スポーツの世界に例えるが、優秀な現役プレイヤーが、指導者として有効な場合が少ないことから言えることである。プロスポーツ選手たちは、自分より遥かに年齢のいったコーチの指導を受けるのが常である。そして、コーチとの相性が良ければ成果につながる場合が多い。
受験は、この理屈とよく似ているのである。
医学部受験
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