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医学部合否は学習スケジュールが分かれ目

医学部受験が他学部と大きく違うのは、大学そのものよりも医学部入学が優先されるということだと思います。そのため、多くの受験生はいくつもの医学部を併願するのが一般的だと思います。その際には、国立を受ける場合でも、私立を受ける場合でも、自分の志望する大学の特色をよく知り、その対策をしなければならないわけですが、これが医学部合格を難しくさせている大きな原因だと思います。私立の場合は、大学ごとの特色が比較的はっきりとしているので、入試問題の相性や自分の得意分野で勝負することも戦略の一つとして考えていくことが必要です。
そして、何浪もしていながら成果が出ない場合の多くに言えることが、学習スケジュールが甘い、自分のタイプにあっていないなど、スケジュールの重要性への認識不足があることです。医学部受験は、勉強するのは当たり前なので、それを前提とすれば、学習スケジュール次第で、1点、2点の勝負に勝つことができると言っても過言ではないかも知れません。私が尊敬するある外科医師の言葉を紹介しておきます。

先に進んだ過程で、不測の事態に対応できるのは、元の計画が妥当だからである。

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中学受験は出口偏差値に注意

 私の子供の頃は、中学受験は特別な家庭の話であったが、最近では特別感はなくなり、首都圏、特に東京都内では当たり前となっている。

中高一貫、大学附属がキーワードとなり、中学受験は過熱しているが、出口偏差値を気にしながら志望校、受験校を選ぶことも忘れてはならない。いや、もはやそれこそが最近では最重要課題になりつつある。

入口偏差値に対して、入学大学偏差値を見るのが一番わかりやすいと思う。この場合、現役生の大学進学先を見ないと実態を見誤るので注意が必要である。
入口偏差値と学校名で選ぶと、残念な教育しか提供されていない私立中高はすくなくないので、要注意である。現実に、私が予備校で受け持った生徒の中にも、名門と言われるような進学校出身者は多いが、学力には開きがあり、箸にも棒にもかからない学力にまで落ちてしまっている場合も多い。

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医学部受験の不都合な3つの事実

 

私大医学部はできるだけ多く出願した方がいいと考えられている。医系予備校でも、スケジュールを調整して十数校の出願を勧められることが一般的だろうと思う。

医学部合格には数学力は重要だが、受験生の中には、数学的な思考がための錯覚に陥る人が多く見受けられる。即ち、「受験校が多い程、一校で合格が取れる確率が高い」という勘違いである。

あなたはそんな間違いをしていないですか?

何?、と思ったあなた。あなたの周囲の人たちのこと、考えてみて欲しい。昨年度合格した人、しなかった人のことを。
私大医学部を十数校受験した人は多いと思うが、合格した人は何校も合格し、一方で一校も合格できなかった人がどれだけ多いか。

「医学部は取り敢えず、受けられるところはなるべく受けて、どこかに引っ掛かれば!」が間違いなことは予測できまいか?
十数校受験をしなければならないのは、受験対策が万全でないからである。そのため、とにかく、勉強量で受験を突破するという方法であり、例えるなら、戦場でどこに敵がいるか分からないから、四方八方終始銃撃を続けるようなものであり、気力・体力・時間・費用・銃弾の無駄ということになる。敵がどこに隠れているかを知っていれば、そこに照準を合わせ、集中的に攻撃すれば結果を得られる。

私大医学部は、傾向と出題方針が明確なところが多く、受験対策が立てやすい。万全の対策の下に入試に臨むなら、3〜5校で合格を取れる可能性は、無差別に受けるより遥かに高くなるのは自明である。それができないのは、その対策を予備校ができないからである。

さらには各生徒に数受けさせて、見かけ上の合格数を上げたいという目論みが予備校にあると考えられる。一人の生徒が3校受かれば、合格3名!と書きたい予備校は多いからである。

加えて、多くの医学部を受験してくれることで、余計に講座を受講したり、個別指導の枠を買ってもらえるという営業的狙いがあるのは、予備校も商売であるから当たり前のことかも知れない。

この3つの不都合な事実を意識し、万全な受験対策を考えるなら、あなたは合格への駒を何歩も進めることになるだろう。

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低学力で志望校合格する秘訣をズバリ言う

 今でこそ「偏差値40からの医学部受験」とか「偏差値30からの〇〇」と多くの予備校・塾がキャッチフレーズのように使うようになったが、この言葉を最初に使い、かつその仕組みを考えたのは昭和63年、私と弟だった。

その当時は、偏差値40で大学受験など非常識の時代で、現在のようなFランク大学もなければAO入試もなかった。

中学、高校と受験勉強でとても苦労した弟と私は、その苦労の原因と対策を徹底的に分析し、「偏差値40からの大学受験」を標榜する「慶応進学会」を埼玉の大宮に誕生させた。独自の学習スタイルにより低偏差値の生徒が東大、早慶、国立医学部に次々と合格していき、その事実は当時のマスコミが取り上げ、生徒は毎年倍々と増えていった。

前置きが長くなったが、この低学力から難関大学に合格するメソッドは、あらゆる受験に有効であるが、現在「偏差値40からの〇〇」を売りにしている予備校・塾でその意味を理解しているところは多くはない。

それは徹底的な基礎学習や、わかりやすい指導などに置き換わってしまっているが、そんなことだけで、偏差値40から医学部に合格はできない。

低学力の生徒を志望校に合格させるために最も大事なことは、「学習スケジュール管理」である。つまり、現在の学力にあった「学習計画」を立ててあげ、「学習の進捗」を管理してあげることが最重要なのである。それも個別のものでなければならない。

これをせずに、「勉強が苦手な人」を秀才と同じ土俵に上がることはできないのである。

この手法は、医学部受験、大学受験はもちろん、中学受験や高校受験にも有効であることは間違いないのである。

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岩手医科大の対策

岩手医科大の来春の入試概要が今月発表になった。大きな変更点はないが、岩手医科大を出願する受験生は多いので、入試対策について少し話をしてみたいと思います。

岩手医科大医学部は、一次試験合格者が、一番多い医学部で、二次試験の評価や合格の基準が長年話題になって来ましたが、2020年よりは補欠番号をつけたり、小論文・面接点を公表するなど、かなり透明性の高い入試制度改革が実施されています。学科試験もマークシート方式が採用されていることで、結果が見えやすい医学部の代表格となっており、一方で対策が取りやすいとも言えます。

近年では、英語、化学がなんか傾向にありますが、正規合格と補欠の差はここで生じている傾向が強いので、数学、他の理科はもちろんですが、英語、化学には岩手向けの対策をお勧めします。英語は、長文読解に偏ることなく、単語・文法の地道な学習が有効です。特に近年の過去問とセンター試験の過去問はしっかりとやっておきたいものです。
化学は、定番問題、頻出問題は必須、全分野に渡って基本的知識は漏れなく学習すること、難しい問題よりも、基本的問題の取りこぼしがないように、問題数をこなす学習が有効になってきます。センター試験の過去問はしっかりやっておきたいのは英語同様です。

難易度がそう高くないことから、入試対策を雑に考える受験生や予備校も少なくありませんが、旧設校であり、東北では名門医学部という位置付けが確立しているので、本命の人は、抜かりない万全の対策で向かいましょう!

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医師と傘のはなし

 今日6月4日は全国的に雨。本日、梅雨入りとなる可能性が高いそうですが、東京は風も強く、先程、傘をさしていたら、飛ばされそうになりました。

ところで、雨の日の傘、皆さんは長傘派?、折り畳み派?、それとも傘なんかささない派ですか? 私は若い頃は、余程の降りでない限り、傘はささなかったです。

傘にはご承知のように、雨傘と日傘がありますが、日本では雨傘の歴史が古く、ヨーロッパでは傘といえば日傘を指していた時代がありました。日本の雨傘の歴史も浅く、庶民が雨傘をさせるようになったのは、江戸時代中期のことです。それでも当時は雨傘は高級品で、庶民の中でも粋を競う江戸っ子がほとんどでした。江戸以外では、雨傘は高嶺の花、というよりも、現物すら見たことがないというのが一般的だったようです。
江戸の町は今と違い、路地が狭い時代です。気の短い江戸っ子ですから、雨の日に傘のすれ違い様に、ぶつけ合う「傘喧嘩」は日常茶飯事だったことが記録からわかります。
日傘というと、さらに贅沢品で、身分の高い女性か医者しか使用を許されなかったようです。医者は江戸時代から社会的地位が高かったんですね。

今日は一日雨でしょうね。

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中学受験はいつから始めたら良いか?

近年は、公立中学の問題がクローズアップされることが多いことや、熾烈な高校受験や都内有名私大の難化などの理由から、「大学附属中高一貫」の私立中学受験が都内では標準、首都圏でも増加の一途です。

では、中学受験をいつからスタートするか?
これは、親御さんから相談されることが多いのです。特に医学部を意識しての相談は昔からあります。

中学受験をスタートする定義が何かによりますが、「中学受験を意識をする」のであれば、早くて良いと思います。一般的には小学3年生と言われていますが、意識をするだけであれば、いつからでも。

しかし、スタート時期には個人差があります。環境、背景、小学校での過ごし方、子供の性格など、様々な要素から、「スタートはこの時期」という定番はないと考えます。
例えば、中学受験の少ない小学校であれば、受験を意識することで、同級生との壁が出来たりして、それが不都合になる子供もいます。スタート時期の個人差はそうした状況を考慮し家庭で考えることが必要なのは言うまでもありません。

次に、「いつから塾に通わせるか?」という難題があります。一般的には小学3年か遅くとも4年からと言われていますが、これは塾側の商売でもあります。学年が一年違うだけで、中学受験というマーケットが断然大きくなるのですから、そうなるでしょう。
どのレベル(難易度的に)の中学を受験するのかにもよりますが、私は必ずしも早い方が良いとは思いません。私は34年間医学部受験生を見て来ましたが、名門進学中学出身で、ボロボロの学力になって、やって来た生徒をたくさん見て来たからです。中学受験で、燃え尽きてしまう子供も少なくないので、子供の性格や親御さんのフォロー体制、環境、志望中学との相性などをよくよく吟味して、塾通いという本格的受験スタート時期を決めるのが、長い目で見た時には大事です。医学部志望なら尚更です。むしろ、生命や礼儀、他人などへの関心を持つ機会を作ってあげることの方が重要かも知れません。

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オーバーワークをチェックしよう!!

受験勉強にオーバーワークはつきものである。不安症候群から、目的を超えた量の勉強をしがちだし、周囲もそうさせるのが一般的である。

勉強し過ぎで死ぬことはない、と言われるが、これは嘘である。まず第一に、受験勉強は真の意味の勉強とは違う。入試に合格するという目的のためにするある種の作業である。労働し過ぎで死ぬことがあることは、みなさんは日々のニュースで知る限りである。
第二に、人間の気力と体力には限界があり、時間も然りである。オーバーワーク=不要なエネルギー、なのだから、エネルギーは無駄に消費され、本来必要なことにまわらなくなる。
第三に、人間の脳はなるべく楽をしたいということを常に望んでおり、そのために効率良い方法を求める機能がある。これに反することは、脳の活動を阻害することになる。

ただでさえ、やることが多いイメージを持つ医学部受験では、オーバーワークは合格を妨げる伏兵になるし、最悪敵にもなりかねない。

問題は、予備校では、各科目の先生が課題を出すために、全体のバランスを考えられずにオーバーワーク受験勉強に陥いる。
入試日程が終わった後に、あなたは多くの反省点が浮かんだのではないだろうか? もっと赤本をやれば良かったとか、問題演習が足りなかったとか、特定の科目に時間取り過ぎたとか。

受験勉強のオーバーワークは、自分でチェックし難い。かと言って、先の理由により、予備校講師でも難しい。そのために、私たちセカンドオピニオン予備校を活用して欲しいのである。

努力は必ずしも美徳ではない。案外愚行になることも多い。はじめから、効率良い努力を計画しよう。受験勉強にそれ以上の価値はない。

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東海大学医学部附属東京病院

東海大学というと、湘南キャンパスのある平塚市北金目をイメージするが、東京都渋谷区の代々木キャンパスを東京本部とする、歴とした東京の大学である。

代々木キャンパスは、元々電気通信学校を母体とする東海大学が、1955年に工学部を設置した校舎であるが、このほど近くに、東海大学医学部附属東京病院がある。

元々あった日発病院を1983年に、東海大学が買収して開設したものであり、当時、東海大医学部泌尿器科教授の大越正秋先生が院長を務めていた病院であるが、大学病院としては初の抗加齢ドックを始めたことで有名である。神奈川県伊勢原市にある東海大学医学部附属病院の東京サテライト病院としての開院がスタートであった。

東海大学創立者である松前重義先生の建学精神に基づき、「ヒューマニズムと科学の調和をはかり、新しい医療体制の確立を目指す」という理念の下、特色ある医療サービスが行われている。

医学部受験・セカンドオピニオン予備校
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私大医学部の学費動向を探る

 私大医学部の学費は長きに渡って、高額だった。最も安い慶應が突出し、後はそれよりも遥かに高額で、卒業までの6年間で実質1億円の医学部もあった程である。

ところが、2008年のリーマンショック以降、失業率の上昇や雇用不安によって、医学部人気に拍車がかかり、難易度が急上昇していく。これに乗じて、一部の私大医学部が、優秀な学生を確保するために、学費を大幅に値下げするという現象が起きたのである。

学費の値下げや、スター医師の確保により順天堂などは、現在、慶應や慈恵に匹敵するほど難易度が高くなってしまった。

しかし、2019年の東京医科大学に始まった医学部の不公正入試は、医学部受験熱をいったん下げてしまった。毎年受験生が増加状態だった医学部もその年、受験者数は前年横ばいになってしまった。

だが、医学部人気は沈静化し、今後は難易度が下がっていくという、大方の予想に反し、再び医学部人気は高まり始めている。

そして、昨年からのコロナ騒動は、医学部を注目させたのだが、医療現場の諸事情から、私大医学部の学費が久し振りに値上げ傾向に転じて来たのである。時期が時期だけに、この値上げの渦が、コロナ禍の影響と専門家は論じているが、私はそうは思わない。

コロナ禍の中で株価が相当上昇し、若い方は知らないだろうが、平成バブルと言われた経済大活況期の水準まで株価は上がってしまった。これは、政府資金による介入によるもので、一瞬で株価は下げに転じるという論評も多いが、上がっているのは株価だけでないことに着目すべきである。

現在、私たちは、デフレ社会にならされているため、経済の長い歴史はインフレが当たり前という事実に鈍くなっている気がする。経済学とは、社会の持続や生活の安定のためにインフレをどう抑制するかを考える学問と言っても過言ではない。

つまり、私大医学部の学費の値上げブームは、日本に起き始めているインフレの前兆の一つと考えてよいと私は思う。

実は、私大医学部の学費の歴史を紐解くと、インフレと連動していることが分かっている。
今後、日本社会は、インフレが進んでいくと予測する。

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