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東京慈恵会医科大学を知る

今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」が人気のようです。私は東京は駒込の出身なので、隣の西ヶ原は子供の頃から馴染みで、現在も賑わう霜降り商店街や染井商店街は生活の一部でもありました。

埼玉県で仕事をしていた時期も長く、最初の予備校は大宮にありましたから、深谷・熊谷との関わりもありました。深谷・熊谷出身の実業家は、案外多く、埼玉発祥の有名外食チェーンにも深谷・熊谷発は結構多いです。

そんな経歴のためもあり、渋沢栄一翁は子供の頃から身近な偉人であり、埼玉県出身の偉人というと、渋沢栄一翁と塙保己一と幼い頃から聞かされてきました。

ところで今や、慶應医学部に匹敵するほど難易度が高くなってしまった東京慈恵会医科大学医学部ですが、渋沢栄一翁との関わりが深いことはご存知でしょうか?

東京慈恵会医科大学の前身は明治40年に設立された、「社団法人東京慈恵会」であり、現在の病院は当時「東京慈恵会医院」という名称でした。時代が明治新政府に変わり、世の中の体制も皇室と貴族中心に変わっていた当時にあって、東京慈恵会は、徳川15代将軍徳川慶喜の後の徳川16代宗家徳川家達(いえさと)を会長、副会長に渋沢栄一を迎えることで、バラバラになる可能性のあった日本の体制の結び役を担ったのです。この大仕事の背景には渋沢夫人と御息女たちが東京慈恵会の熱烈な支援者であったことも知られています。

こうした歴史的背景もあり、現在のような師弟関係の強い東京慈恵会医科大学があるのではないでしょうか。

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受験勉強の質と量のはなし

 「受験勉強は量より質だ」という人もいれば、「受験勉強は量が全てダンス」という人もいます。これはどちらも正しく、どちらも間違っているかも知れません。その理由ですが、「質」と「量」の意味が誤解されやすいものだからです。

まず、「質」について考えましょう。これは「的を得ているか」が重要です。言い換えれば、数学であれば定理なり、英語であれば文法なり、つまり、あなたが勉強している事項の意味を理解できているか、がとても重要なのです。

ここで、多くの受験生は大きな錯覚のもとで勉強をしています。よく理解していないのに理解したつもりになって勉強を進めていることです。その理由ですが、テキストや参考書の選び方、使い方に起因することが多いのです。

昨今は、とてもわかりやすい参考書がたくさん出版されています。昔は難解だと思われがちだったことが、簡単に説明されていて、よく読めば、大抵理解できるように書かれています。

物理を例えにご説明しましょう。物理は苦手なイメージが強いから生物選択の医学部受験生は多いと思います。しかし、20年前は物理は、今より取っ付きにくく、苦手な人が多かったのです。得意にするためには、「親切な物理」という名著がありますが、とても分厚い参考書で、これをしっかりやるのが有効でした。これで物理が大分わかるようになりますか、相当な気力も必要でした。
ところが、今日の参考書はどうでしょうか?
大学の物理学科に進学すると、1、2年生で、高校より遥かに上級の物理を学びます。そしてそれらを使えば、大学入試の物理は朝飯前になります。「それは相当勉強も難しいのだろ?」とあなたは思いますか? 答えはNOです! 最近の理系大学生向け参考書は、中学生でも理解できるほど易しく書かれています。
ペーパーレス社会が進み、読書や作文が苦手な学生が増えたと言われる昨今では、難解なことでも易しく伝える技術が目まぐるしく発達して来ているのです。これは、英語、数学、理科においては顕著です。あなたは、自分に合った参考書を選べばよいだけです。

予備校の参考書は難しく出来ています。何故かと言うと、それを使って講義をするからです。読んで理解できて完了!となると、予備校の授業が要らなくなりますよね?

これが「受験勉強の質」の話です。

次に「量」の話をしましょう。野球で例えてしまいますが、ボールを投げたり、ボールを打つことは、見れば何となく真似て出来るようになります。しかし、プロ選手になりたいとか、アマチュアでも上手になりたいとなると、ボールの投げ方、打ち方を知らなければなりません。これはあらゆる分野について言えることですが、物事にはそれをこなすための「型(かた)」があるのです。
受験勉強は、入試で高得点を得るための問題解答の「型」が存在します。これは誰でも身に付けることができますが、練習を繰り返していないと、忘れるし、本番の入試の時に発揮できないかも知れません。そのために日々、型が崩れないように問題演習を続けることが必要になります。これが「受験勉強の量」の意味です。

これを誤解なく、正しく理解して受験対策をやるなら、あなたは高額な授業料を払わなくても医学部に合格することが可能なのです。例え、偏差値が40台でもです。

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ご冗談でしょう、ファインマンさん

理系大学生なら、この言葉を見ただけで、「ノーベル物理学賞を受賞したリチャード・P・ファインマンの回想録でしょ?」と言うかも知れない。

御名答であるが、この本は物理や数学を専門に学ぶ人のみならず、学問に向き合う、向き合わなければならない、というすべての方に推奨したい。

少年時代に、ひょんなことからラジオ修理屋になり、当時娯楽の主役だったラジオの修理のために、あっちのホテル、こっちのお宅を訪問し、大人顔負けの仕事をしていたファインマンは、「ラジオを直すことより、何故故障しているか?」を考えることの面白さを知る。

ファインマンが体験した様々なエピソードを科学的な理屈を付しながら紹介されているこの本は実に面白い。文庫本で上下2巻で、見た目は厚いが、あっという間により終わってしまう。

決まっている正解を知るより、自分自身で考えることの楽しさ、科学の本質を教えてくれる本である。

物理が苦手な人なら、尚更読んでいただきたい本である。

医学部、医師を志す人は、医師も科学者であるということを忘れてはいけない。患者さんが訴える、不快な症状が何故起きているのか?という原因を考える、これが科学者としての医師の重要な使命であろう。

スランプに陥っている受験生なら、スランプこそ幸いと考え、ぜひ、ファインマン先生を読んでみてください。

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岩手医科大学医学部の転部試験という選択

岩手医科大歯学部は、2年次に上がる際に、医学部への転部試験制度があります。

そもそも、岩手医科大歯学部と医学部の難易度差は大きいのですが、歯学部志望で入学したというより、医学部に合格できないから歯学部に入学したという人も多いのが特徴です。

この転部試験制度は、外部の人は知らない場合が多く、OB・OGの方が、こうした情報には敏感で、「合格するには?」と相談されることも多いです。

この転部制度の募集人員は3名以内となっていますが、毎年かなりの受験者が出るため、なかなかハードルは高いです。狙うなら、歯学部入学時からの準備が必要になります。因みに昨年度は2名合格したようです。

しかしながら、医学部への道は色々あるのです。それを知っているか、知っていないかの差は大きいでしょう。

何がなんでも医学部に入りたい、医師になりたいのなら、道は開けるのです。

医学部受験は、正しい知識と情報で勝つ!

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医学部の指定校推薦入試を対策する!

日本医科大は来春入試で、総合選抜型をいったん中止し、その代わりに、指定校推薦入試を実施することになった。

医学部は国公立・私立に関わらず、新しい入試制度を模索し、近い将来、アメリカ型に近いスタイルの総合型選抜入試へと移行さて行くと予測する。

医学部の指定校推薦入試は、他学部のものと違い、合格率は必ずしも高くはない。大学によるが。高校から指定校推薦をもらっても、安心できないということだ。

そのため、指定校推薦入試対策が医学部別に存在し、Σ会では、セカンドオピニオン予備校として、他の予備校や高校を補う形で、その対策を行なっています。
よかったら、利用してください。
オススメです!

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東海大学医学部に新医学部長

本年4月より東海大医学部に森正樹医学部長が就任された。森正樹先生といえば、日本外科学会の理事長も務める、日本外科学会の重鎮中の重鎮である。

森先生は九大卒業後、ハーバードに行かれ、帰国後に九大、阪大のそれぞれ教授を歴任された著名な方で、現代外科手術のIF強化と国際化の推進に力を入れておられる。

今年の入試で志願者減となった東海大医学部は、新たに就任された森医学部長の下で入試改革を行うことが予測される。森医学部長就任は、東海大医学部が大きな改革を目論んでいる現れと私は解釈している。特に、受験生、学部生に対しては、英語力が更に重要視されていくことになるのではないだろうか。

来月実施の編入試験もそのことを意識すると良いと思う。

Σ会は、編入試験を大学別に完全対策出来る、数少ない医学部予備校です。ご相談随時受付中ですので、お気軽に連絡ください。

慶應義塾大学歯学部誕生へ!

2020年11月、慶應義塾大学と東京歯科大学の合併協議が明るみに出たことは多くの医学部歯学部関係者に衝撃を与えたと思う。

東京歯科大は、人気が低迷している歯学部においては、歯科医師国家試験合格率は常にトップを維持し、Fラン歯学部が登場する現在においても、国立大歯学部を凌ぐ高い難易度をキープしている。

2008年に共立薬科大と合併し、薬学部を備えた慶應が、歯学部を持つことは時間の問題と、一部の関係者の間では噂されていたのだが、相手が東京歯科大とは、驚いた人が多かったであろう。

しかし、実際にはこの動きは、大分前からあったと感じている。それは、慶應義塾大学としての近年の評価が大きく影響したのではないかと思う。

30年前には、順天堂大学は今ほどの人気はなかったが、他大学から、多くのスター医師をヘッドハントし、学費も下げていったことで、今や、受験生の人気では慶應を凌ぐ。付属の病院も充実している。

ところが、慶應は未だ付属病院は信濃町の慶應病院のみ。最近、病院棟は建て替えたものの、組織的には大きな変化はない。つまり付属病院が一つなために、教授などのポストは限りがあり、優秀な医師でも、同期が主要ポストに着くと、他大学に流失している傾向にある。

東京歯科大は、歯学部には珍しい総合病院が千葉県市川市にある。2023年、東京歯科大との合併により、慶應義塾大学医学部付属市川病院が誕生すれば、多くの優秀な医師の他大学への流失を抑えられる上、むしろ、順天堂のように、優秀な医師のスカウトも可能になる。

ところで、今後は、医学部、歯学部の再編が活発になると思う。水面下では複数の大学間の非公式協議が進んでいる。コロナ禍と少子化が日本の医学部界を大きく変えようとしている。

入試制度も大きく変わると予測する。備えあれば憂いなし、興味ある方はぜひ、ご相談ください。

ご相談は随時、受付中です!

医学部入試は総合型選抜が標準になる

総合型選抜は、
従来のAO入試です。

文部科学省は、
書類や面接を主に選考していた、
従来のAO入試に、
学力評価を義務付け、
名称を、
「総合型選抜」と改めました。

総合型選抜へ移行した、
入試改革の目的は、
①知識・技能の確実な習得
②思考力、判断力、表現力の評価
③主体性を持って学ぶ姿勢
を重要視した、
「高大接続改革」にあります。

高大接続改革とは、
高校と大学が一体となる教育
を目指した改革です。

現在の高校教育は、
大学受験と無関係な授業であったり、
逆に、
大学受験に固執したカリキュラムであったり、
高校教育の意義が損なわれ、
大学進学後、
ゼロから学問が始まるという、
状況が当たり前になっています。

この連続性のない教育構造が、
日本の科学技術の衰退につながっていると、
長年指摘されてきました。

医学部においては、
本来、入学させたい人材は、
これまでの入試制度とは、
キャップがありました。

つまり、一点でも高得点の受験生を
入学させるのが、
これまでの制度でした。
この制度から逸脱した場合、
不公平入試、
不正入試として、
社会問題となってきたわけです。

しかし、本来、
医学部が求める人材は、
超秀才ではありません。

受験で一点差を勝ち抜く力よりも、
人の痛みをわかり、
医学という知識と技能を、
地道に習得し、
それを活かした
思考力、判断力を持つ
若者なのです。

そうした人材を、
次世代の医師として、
育成するのが、
医学部教育の使命と言っても
過言ではありません。

これは、
国公立大と私立大でも違います。

国公立大は、
真に優秀な秀才を入学させることが、
伝統となっています。

私立大は、地域医療の重要性を
知っているからこそ、
OB、OGが営む、
地域の病院やクリニックの
後継者を育てるという、
ケースが少なくありませんでした。

点数勝負の入試、
そこに他の要素が入れば、
不正入試として補助金をカットされる、
これは私大医学部の
健全な運営を阻害することになります。

何故なら、
医学部生一人を医師にする費用は、
約1億1千万円以上掛かるからです。

日々進歩する医学の
最先端機器や技術を購入するには、
高額な費用が掛かります。
社会制度の変化に合わせ、
医学部が適正な運営をするには、
相応のコストが必要で、
授業料や補助金だけでは、
賄いきれないのが、現実です。

これが、
私大医学部が、寄付金を募る理由です。

総合型選抜入試は、
医学部が本来必要な人材を確保しやすく、
授業料もグループによって、
変えることが可能です。

非常に近い将来、
医学部入試は、
総合型選抜による入試が、
主流になると思います。

その準備を始めることを
オススメします。

医学部受験、セカンドオピニオンのご相談は、随時受け付けていますので、お気軽にどうぞ!

今年度入試のコロナ対策

現在、多くの医学部予備校が、オンライン授業を導入しています。しかし、それらは従来の対面式授業をオンラインで受講できるとしただけです。

昨年度、多くの大学がこの方式を採用し、どれだけの大学生たちをガッカリさせたかは、ニュースでも報道される限りです。

何故、学生たちがガッカリしたのでしょうか? それは本来期待する「大学」というサービスが充分に得られていない、そしてそのコストが従来と変わらないことも大きな理由です。

医学部予備校では、年間300万円〜500万円の受講料が一般的ですが、現在オンライン授業を受けているあなたは、受講料に見合ったサービスを受けていると感じていますか?
ただ、授業がオンラインになっただけなら、サテライト予備校と変わりません。受講料は半額でも高いと思いませんか?

今後、新型コロナ禍がどんな展開になっていくかは、予測しにくい事態になって来ています。この先、少なくとも今年度が、どんな展開になっても、受験生は柔軟に対応して、来春の医学部入試合格を目指さなければなりません。それには、その事態を意識した学習計画が必要になりますが、現在通学する予備校にそれが出来ますか? あるいは出来そうな気がしますか?

最終的な責任を負うのは、受験生であるあなたです。あなたは誰に遠慮する必要はなく、ましてや、現在の予備校や講師を過信することなく、浪人の目的である医学部に合格するための最善の策を取るべきでしょう!

医学部入試に勝つための作戦を一緒に立てませんか?

Σ会では、いつでも医学部入試に勝つためのご相談を受け付けています!

それが、セカンドオピニオン予備校である私たちの役割でもあります。

 

医学部入試は情報戦

 

 医学部入試は情報戦、という言葉をよく耳にするかと思います。この意味をお尋ねになる方が時折、当会にお越しになります。

医学部が他学部と大きく違うのは、就職試験に近いという点です。
医学部は入学したと同時に、医師になるための職業訓練のような授業を受けることになります。医学全般に渡り、基本的なものはもちろんですが、患者さんとの接し方なども学びます。現状の制度では、医師免許取得後は医局が勤務先すら世話をしてくれるし、指導教授は生涯の付き合いになる場合も少なくありません。

医学部入試での面接で、面接官の先生たちは、そのことを意識していることが多いのです。
「この人は、自分(あるいは自分たち)が、指導していける素養を持っているか?」
こんなことを意識して、受験生を面接しています。

医学部というのは、教員と学生、学部と学生のつながりが、特別強い世界なのです。当然、OB、OGの中には、出身大学との関わりが生涯続く医師もいます。

それはどういう意味を持つのでしょうか?
それはつまり、誰もが知っているのでない情報を持っている同窓生もいるということです。

現代のように、あらゆることがネットで調べられる時代には、ネットに書かれた、嘘か真実かわからない情報に惑わされない、確かな情報ツールを持っていることは、強力な武器になります。

医学部入試は情報戦という側面があるのです。

私にご相談に来られる受験生や親御さんが、
「今の予備校では、何も教えてくれなかった」とおっしゃいます。

これは、授業はやってくれたが、①どこの医学部を受けたらいいのか、②そのための対策は?、③願書の書き方は?、④面接では何を聞かれるか?、⑤合格するために知っておいた方がいいことは? などの話は何もなかった、とおっしゃってるわけです。

でも、情報戦というと、「不正なもの」と勘違いされる方が大勢います。情報戦は不正でもなんでもありません。それを言ったら、戦うとか、競うとか、どうしても合格したい、などといった気持ちを持つこと自体が、不正と言っているようなものです。

情報戦は医学部だけの話ではないことを、多くの受験生の親御さんはご存知だと思います。
名門大学系列の有名幼稚園を見ていただければ、情報戦なしには入学は難しいことがよくわかると思います。良くも悪くも、入試とはそういう性質のものであり、これは日本よりも欧米の方が顕著です。アメリカの名門大学や名門校は、その最たるものです。

あなたが、どうしても、何がなんでも、合格したい医学部があるなら、情報戦にも負けない気持ちも必要かも知れません。

Σ会では、医学部受験のご相談をいつでも、受付ています。お気軽にどうぞ。